[Aerodynamics:空気力学]
こんにちは! 須永です!
今日は寒かったですねー!?
寒の戻りですかね。
いやー、寒暖の変化が激しいと体にこたえます。
気温の変化が激しいと言えば・・・
私が通っていたフライトスクールは
アメリカ・アリゾナ州の州都フェニックスから
南へ約20マイル(約32km)のチャンドラー市にあります。
このアリゾナ州は
グランドキャニオンがあることで有名ですね。
ご存じの通り砂漠地帯でとても乾燥しています。
私が滞在していた1年間で今日は雨だなという日が
5日あったか?なかったか?
というほど雨が降らないんですよ。
天候に左右されずにほぼ毎日飛べるというのが魅力です。
ただ冬場の一日の寒暖変化の激しさにはビックリしました。
朝はめちゃくちゃ寒くてMA-1を羽織って出るんですね。
朝一のフライトのときは機体の翼の表面に霜がおりてるんです。
その後、時間の経過と共に気温はグングン上がり、
お昼にはTシャツで過ごせるほどになってしまうんですよ。
夏は灼熱で、暑いというより日差しが痛いんですよ。
本当に車のボンネットで目玉焼きが出来ても
不思議ではない暑さなんですね。
すごくないですか?
でも、楽しかったですよ!
いつかそこへ戻ってまた飛びたいですねー。
あなたにもそんな思い出を
たくさん作ってほしいです!
では、今日もいってみましょう!
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迎え角についてです。
その前に翼の各部分の名称、その他を押さえておきましょう。
図1
前縁(ぜんえん)
翼の前側のふちの部分のことです。
英語では Leading Edge (リーディング エッジ)です。
後縁(こうえん)
翼の後ろ側のふちの部分のことです。
英語では Trailing Edge (トレイリング エッジ)です。
翼弦線(よくげんせん)
コードライン(Chord Line)とも言い、
前縁と後縁を結んだ直線のことです。
この部分の長さは翼弦長あるいはコード長といいます。
翼型(よくがた)
翼を翼弦に沿って縦に切った断面のことです。
エアフォイル(Airfoil)、翼断面ということもあるんですね。
中心線
翼の上面と下面から等しい距離にある点を
前縁から後縁まで繋いだ線のことです。
図2
迎え角(むかえかく)
相対風とコードラインのなす角度のことです。
英語ではAngle of Attack (アングル オブ アタック)です。
揚力の大きさは概ね迎え角に比例して増大するんですね。
たくさんの名称が出てきましたね。
ちょっと脳みそも疲れますよね?
今日は失速についてもお話しするつもりでしたが、
次回に回すことにしますね。
それまでに今日出てきた名称は
頭の中で整理しておいてくださいね。
では、これだけは今覚えてしまってほしい言葉が
ありますので、簡単な練習問題を一つやってみましょう!
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Refer to figure 3) The acute angle A is the angle of
リファー トゥー フィガー3)ジ アキュート A イズ ジ アングル オブ
A : incidence インシデンス
B : attack アタック
C : dihedral ダイヒドゥラル
Figure 3 (図3)
訳)
図3を参照してください)鋭角Aは〇〇角です。
A : 入射
B : アタック
C : 二面の
正解は
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
Bです。
簡単でしたよね?
迎え角:Angle of attack (アングル オブ アタック)
この言葉は必ずテストに出ますので
しっかりとインプットしてくださいね。
はい、その調子で頑張っていきましょう!
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました!
ではまた!
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