Graphical Forecast for Aviation (航空のためのグラフィカルな予測)

[Weather : 気象]

パイロット免許への水先案内人

須永です!

 

前回は、

Winds and Temperature Aloft Forecast (上空の風と温度の予報) 

についてお話しさせていただきました。

METAR , SPECI , TAF に比べて 

風と温度に絞られた情報ということもありますが、

表記もシンプルですし

読み方は、もうばっちり覚えていただけましたか?

おそらく問題なかったと思います。

 

 今回は、

 Graphical Forecasts for Aviation (航空のためのグラフィカルな予測)

についてお話したいと思います。

アメリカの複数の州をカバーする

テキスト形式の予報の FA (Area Forecast) 

というものがありますが、

Graphical Forecast for Aviation (航空のためのグラフィカルな予測) に

移行され運用が開始されています。

フライトプランを立てる際に

もしも、目的地の空港の TAF が利用できない場合には、

この GFA はとても役立つサービスになっているようです。

実は私もこのサービスを最近知ったばかりなんです。

 

これは、ネットを利用するのですが、

1800wxbrif.comというサイトを利用します。

https://www.1800wxbrief.com/Website/#!/

 

アカウントを登録してもしなくても利用可能です。

今回は登録なしでの使い方を見ていこうと思います。

まずアクセスしてトップページから

ウエザーのタグをクリックすると

いくつものメニュー項目が出てきますので、

その中からProg and Forecast Chartを選択します。

地域と予測時間の選択ページになります。

今回はアメリカ本土全域と3時間を選択したいと思います。

Select a Region から地域を選択します。

アメリカ全土は、Continental US ですので

こちらを選択します。

次に3時間の予測を選んでみましょう。

地域と時間を選んだら、[GO] をクリックです。

すると上のような

Graphical forecast for aviationのページが開きます。

そこで得られるのは、視程、地表の風、降水の分布などです。

以上のやり方 (写真)は、

現地で実施することを前提に

PCの表記をあえて原文表記にしておきました。

とても良くまとめられたサイトがありますので

こちらもリンクを貼っておきますね。

https://www.aviationweather.gov/gfa/help?page=plot

日本国内で PC にて同じ手順でやると

自動翻訳機能が作動して日本語で操作できますので

そちらで慣れておくのもいいかも知れませんね。

では、ここからはサンプル図を見ながら

テストで問われる内容について触れていきますよ。

まずこのチャートを見て

地上のチャートであり、

アメリカ全土 (アラスカ・ハワイを除く) の地域で

且つ3時間の予測のものであるというのは

左上の窓を見ると確認できますね。

Conus は、Continental US の略です。

では、各エリアごとに詳しく見てみましょう。

 

まずエリア A です。

A の周りにはブルーの影がかかっていますね。

これは何を示しているのかというと

気象条件と視程を示しているんです。

チャートの左下を見てください。

カラーバーがあります。

色別でコンディションが区切られていて、

視程の範囲も分かるようになっています。

A のエリアはブルーということで

MVFR (Marginal VFR) のコンディションで

視程は、3 から 5SM ということが分かるわけです。

では、A の上 (北)にはピンクの影がかかっていますね。

ピンクはというと、IFR です。

視程は、1 から 3SM というのが、もう読めるようになりましたね。

次に風はどうでしょうか?

矢型のシンボルがいくつも配されていますね。

この矢型シンボルが風向と風速を表しているのですが、

羽が付いている方が風上側です。

羽のある方からない方へ風が吹いているということです。

ちょうど A は、南からの風ということですね。

風速はこの羽の数によって決まります。

まず1本の長い羽10ノットを示していて、

半分の長さの羽5ノットです。

三角形の羽50ノットとなります。

ですからこの例の場合は、

50+10+10+5 で

風速75ノットということです。

簡単ですね。

 

では、もう一度 A のすぐ下 (南) の

風のシンボルマークを見ると

南からの風で5ノットということが分かるわけです。

”え?! 

これってパッと見て10ノットなのか

5ノットなのか分かりにくい!”

という声が聞こえてきました。

近くに寄って羽を見てください。

どこから伸びていますか?

風向を示す本体のラインの

一番端からは出ていませんよね。

このように5ノットの羽は端からは出ていないのです。

対して10ノットの羽は端から伸びてOKですので、

この部分で5ノットか10ノットかを

見分けることが出来るんです。

 

では、Aの周辺には濃い緑のドットがありますね。

横に2つ並んでペアになっているものは、Light rainです。

三つ巴のように3つが集まっているものが、Moderate rainです。

赤のドットに*の組み合わせのものは、雨と雪が混ざったものです。

ドット1つと三角形の組み合わせは、Light rain showersです。

これらのシンボルマークは、

画面上では見やすくするため

色が付けられていますが、

色で意味が変わるというより

形で覚えてください。

シンボル一覧は下記を参考にしてください。

 https://www.aviationweather.gov/metar/symbol

エリア B に進みましょう。

ピンクの影とパープルの影がありますね。

これは何ですか?

もう一度チャートの下方でチェックして見ましょう。

パープルはLIFRです。

これは、Low IFR コンディションのことで

通常の IFR より更に厳しい気象条件ということで

視程は 0 から 1SM です。

(画面の都合上はっきりとしたパープルに見えなくて申し訳ございません)

ピンクは、IFR コンディションで

視程は、1 から 3SM ですね。

ここで新しいシンボルが出てきました。

3本のイエローラインです。

これは、このエリアの視程の悪い原因である

を表していますよ。

 

続きましてエリア C に進みましょう。

はい。このブルーは、

MVFRで視程は、3 から 5SM でしたね。

風のシンボルは、

おおむね北から北西にかけての方向へ

吹いていることを示しています。

1本の長い羽は、10ノットの予報でしたね。

C のすぐ左に

小さな三角形の中にドットのシンボルが見えますか?

これは、Ice pellets のことです。

 

では次に進んでエリア D です。

パープルは、LIFR コンディションで

視程は、0 から 1SM でした。

ピンクは、IFR コンディションで

視程は、1 から 3SM でした。

もうこの辺は完璧ですね。

風はどうでしょう?

だいたい北西から吹いて来ています。

サークル D のすぐ北のシンボルを見てください。

3本の羽がありますね。

長い羽は10ノットですので

30ノットの風ということですね。

では、サークル D のすぐ西のシンボルを見てください。

3本の羽がありますが、1本は赤になっています。

この赤い羽のは、Gust を意味しています。

黒い羽はベースになる風速ですので、

20ノットで吹いていて

時折突風の30ノットになるということです。

さて、この付近一帯の低い視程の原因は何かというと、

ペアのスノー・シンボルを見て分かるように

Light snow が降っていて、

スノー・シンボルと逆三角形のシンボルは

Light snow showers という状況のためということです。

さらに右方向と上方向を指す黄色の矢印が

交差しているシンボルが見えますか?

これは、Blowing snow を意味しています。

それから波型に1個のドットのシンボルは、

Light freezing rain で、

波型に2個のドットのシンボルは、

Moderate to heavy freezing rain を意味しています。

酷い予報が出ていますね。

こんな日は飛ばないことです。

 

次に違うタイプのチャートを見てみましょう。

雲の予報を選択しています。

地区は、Northeast で6時間の予報です。

エリアAを見るとダークブルーの範囲の中は

ほとんど OVC という文字がありますね。

もうすばり Overcast の雲に

覆われているということになりますね。

影のカラーについては、

先程と同じようにチャートの下の方で確認してみましょう。

ダークブルーエリアは、OVC で合っていましたね。

さて、均等に散りばめられた がありますが、

これは空港または都市とかではありませんよ。

レポート地点です。

は表記の通り Sky is clear (SKC) です。

時には高高度に巻雲がある場合にも同じ表記になります。

低空から中空にかけて飛行の障害になる雲に

重きを置いていると考えてください。

●は空は、Overcast という意味です。

このように  中を塗りつぶす面積によって

雲量を表していますよ。

シンボルの下は雲の情報が記載されます。

OVC055 は、Overcast の底辺の高度を示しています。

この場合 00 を付け加えて 5500 フィートになります。

ここでもう一度チャートの下を見てください。

雲の高度の単位はMSL(海抜高度)ということですね。

なので、Ceiling が知りたいのであれば、

雲のベース高度から空港の標高を

引いてあげることで割り出すことができますね。

例として DELTA CO 空港を考えてみましょう。

セクショナルチャートを見ると

空港の標高は、609フィートです。

ここで Ceiling を求めるには

ベースになっている雲の底の海抜高度 (5500) から

空港の標高 (609) を引いてあげれば

その空港の地上高度で示す Ceiling (4891)は、

割り出せますね。

COMPUTING THE CEILING

Cloud base         5500 feet MSL

Less field elevation     − 609 feet MSL


Ceiling                              4891 feet AGL

ということで、

DELTA CO 空港の Ceiling は

4891 feet AGL となるわけです。

     

TOP060 は、雲の頂上を示しています。

ベース同様に 00 を付け加えて 6000 フィートMSLとなります。

 

次にエリア B です。

ここはさらっといきましょう。

4つのデータポイントが囲んでいますね。

この全てがベースが、6000 フィートで

トップが、7000 フィートの Overcast の雲に

覆われているということです。

 

では、エリア C に進みましょう。

グレー色に覆われています。

データポイントの雲量は  なので

低空域には雲は無いことは判断できます。

ただ、

FEW110

SCT150

CIABV

という情報から

全天の1/8カバーの Few cloud が 11000 フィート、

Scattered cloud が 15000 フィート、

Cirrus cloud が高高度に発生する予報が

出ています。

CIABV は、Cirrus Above の略です。

 

では、最後のエリア D です。

D のエリアだけは、Sky is clear で、

その外側は、Overcast が広がっています。

 

いかがでしたか?

このようにビジュアル的に俯瞰できると

その状況が簡単にイメージしやすいですよね。

これを全て英数字だけで表すとなると

相当な文字数が必要になってしまいます。

読み手の想像力も要求されますしね。

正に情報技術の発展の恩恵といえるでしょう。

 

今回の内容は、

いかに正確にシンボルマークの意味を

覚えているのかに尽きます。

全てのシンボルマークを頭に入れることは

時間のかかることですのでコツコツと頑張ってください。

ただ、少なくとも説明の中に登場したものだけは

この場で覚えてしまってください。

今回は、<まとめ>は割愛させて頂きますので、

もう一度頭から読み返したら

練習問題にトライしてみましょう!

・・・・・・・・・・・・・・・

Q1  :  Graphical Forecast for Aviation(GFA) are weather charts best used to

A  :  plan a flight within 5 miles of your home airport.

B  :  learn the forecast weather along your proposed route or flight as well as at your destination if it has no terminal forecast.

C  :  learn the reported surface conditions of the airports along your route of flight.

Graphical Forecast for Aviation(GFA)

:グラフィカル・フォーカスト・フォー・エヴィエーションは

are weather charts best used to

:~するために最もよく使われる 予報です

plan a flight within 5 miles of your home airport.

:飛行計画 5マイル内の ホーム空港から

learn the forecast weather along your proposed route or flight

:得る 気象予報を あなたのルート案または飛行に沿って

as well as at your destination

:目的地と同様に

if it has no terminal forecast.

:もし 得られないなら TAFを

learn the reported surface conditions of the airports

:得る 報告された地上のコンディション 空港ごとの

along your route of flight.

:あなたの飛行ルートに沿って

自力で回答してから音声を聞いてください。

・・・・・・・・・・・・・・・

Q2  :  (Refer to figure, area A) What is the predominant visibility around the letter A on the Washington and Oregon coast?

A  :  VFR- visibility greater than 5 statute miles.

B  :  MVFR- visibility 3 to 5 statute miles.

C  :  IFR- visibility 1 to 3 statute miles.

(Refer to figure, area A)

:図を参照してください、エリアA

What is the predominant visibility around the letter A

:何ですか 顕著な視程 Aの周り

on the Washington and Oregon coast?

:ワシントンとオレゴン沿岸の

VFR- visibility greater than 5 statute miles.

:VFR 視程 5SMより良い

MVFR- visibility 3 to 5 statute miles.

:MVFR 視程 3から5SM

IFR- visibility 1 to 3 statute miles.

:IFR 視程 1から3SM

自力で回答してから音声を聞いてください。

・・・・・・・・・・・・・・・

Q3) (Refer to figure, area C) The wind at circle C is forecast to blow from which direction and at what velocity?

A  :  South at 10 knots.

B  :  Northwest at 5 knots.

C  :  Northwest at 10 knots.

(Refer to figure, area C)

:図を参照してください、エリアC

The wind at circle C is forecast

:風 サークルCの 予報される

to blow from which direction and at what velocity?

:吹く どの方角からどの速度で

South at 10 knots.

:南から10ノット

Northwest at 5 knots.

:北西から5ノット

Northwest at 10 knots.

:北西から10ノット

自力で回答してから音声を聞いてください。

・・・・・・・・・・・・・・・

Q4  :  (Refer to figure, area D) The visibility in central New York just west of circle D is mostly

A  :  LIFR- visibility 0 to 1 statute mile.

B  :  IFR- visibility 0 to 1 statute mile.

C  :  MVFR- visibility 3 to 5 statute miles.

(Refer to figure, area D)

:図を参照してください、エリアD

The visibility in central New York just west of circle D is mostly

:視程は セントラルニューヨーク サークルDすぐ西の 主に

LIFR- visibility 0 to 1 statute mile.

:LIFRで 視程0から1SM

IFR- visibility 0 to 1 statute mile.

:IFRで 視程0から1SM

MVFR- visibility 3 to 5 statute miles.

:MVFRで 視程3から5SM

自力で回答してから音声を聞いてください。

・・・・・・・・・・・・・・・

Q5  :  (Refer to figure, area D) Immediately to the left of the letter D in western New York, what are the surface winds?

A  :  Wind 25 gusting to 35 kts.

B  :  Wind 20 gusting to 30 kts.

C  :  Steady wind at 20 kts.

(Refer to figure, area D)

:図を参照してください、エリアD

Immediately to the left of the letter D in western New York,

:すぐ左 文字Dの ウエスタンニューヨークの

what are the surface winds?

:何ですか 地上の風

Wind 25 gusting to 35 kts.

:風速25ノット 突風35ノット

Wind 20 gusting to 30 kts.

:風速20ノット 突風30ノット

Steady wind at 20 kts.

:安定した風速20ノット

自力で回答してから音声を聞いてください。

・・・・・・・・・・・・・・・

Q6  :  (Refer to figure, area A) Just southwest of Circle A what cloud layer is forecast to be over Lake Michigan?

A  :  Bases of 5500 feet MSL and tops at 6000 feet MSL.

B  :  Bases of 550 feet MSL and tops at 600 feet MSL.

C  :  Bases of 5500 feet AGL and tops at 6000 feet AGL.

(Refer to figure, area A)

:図を参照してください、エリアA

Just southwest of Circle A

:すぐ南西 サークルAの

what cloud layer is forecast to be over Lake Michigan?

:どんな雲の層 予報されている ミシガン湖の上

Bases of 5500 feet MSL and tops at 6000 feet MSL.

:ベース海抜5500フィートで 頂上、海抜6000フィート

Bases of 550 feet MSL and tops at 600 feet MSL.

:ベース海抜550フィートで 頂上、海抜600フィート

Bases of 5500 feet AGL and tops at 6000 feet AGL.

:ベース地上5500フィートで 頂上、地上6000フィート

自力で回答してから音声を聞いてください。

・・・・・・・・・・・・・・・

Q7  :  (Refer to figure, area A) What is the forecast ceiling at Delta County Airport (Field Elevation 609 feet MSL) in the Upper Peninsula of Michigan southwest of letter A?

A  :  609 feet MSL.

B  :  4891 feet AGL.

C  :  5391 feet AGL.

(Refer to figure, area A)

:図を参照してください、エリアA

What is the forecast ceiling

:何ですか シーリング予報は

at Delta County Airport (Field Elevation 609 feet MSL)

:デルタカウンティ-空港(標高 海抜609フィート)

in the Upper Peninsula of Michigan southwest of letter A?

:ミシガン半島の上 文字Aの南西の

609 feet MSL.

:海抜609フィート

4891 feet AGL.

:地上4891フィート

5391 feet AGL.

:地上5391フィート

自力で回答してから音声を聞いてください。

・・・・・・・・・・・・・・・

Q8  :  (Refer to figure, area B) You are starting your trip in northwest Indiana.  What kind of cloud coverage can you expect in this area?

A  :  Scattered at 6000 feet MSL with tops at 7000 feet MSL.

B  :  Few at 600 feet AGL.

C  :  Overcast at 6000 feet MSL with tops at 7000 feet MSL.

(Refer to figure, area B)

:図を参照してください、エリアB

You are starting your trip in northwest Indiana.

:あなたは飛行を始めています 北西でインディアナの

What kind of cloud coverage can you expect in this area?

:どんな雲量 あなたは予測できるか このエリアで

Scattered at 6000 feet MSL with tops at 7000 feet MSL.

:海抜6000フィートから頂上まで7000フィートの Scattered

Few at 600 feet AGL.

:地上600フィートの Few cloud

Overcast at 6000 feet MSL with tops at 7000 feet MSL.

:海抜6000フィートから頂上まで7000フィートの Overcast

自力で回答してから音声を聞いてください。

・・・・・・・・・・・・・・・

Q9  :  (Refer to figure, area C) What cloud layers are forecast in central New York?

A  :  Sky clear, few at 11000 feet MSL and clear above.

B  :  Few at 11000 feet MSL and scattered at 15000 feet MSL.

C  :  Scattered layer at 15000 feet MSL.

(Refer to figure, area C)

:図を参照してください、エリアC

What cloud layers are forecast in central New York?

:どんな雲の層 予想されるか セントラルニューヨークで

Sky clear, few at 11000 feet MSL and clear above.

:晴天 few cloud が海抜11000フィート そこから上は雲なし

Few at 11000 feet MSL and scattered at 15000 feet MSL.

:Few cloud が海抜11000フィート と scattered が海抜15000フィート

Scattered layer at 15000 feet MSL.

:Scattered の層が海抜15000フィート

自力で回答してから音声を聞いてください。

はい。どうでしたか?

まずは、今回の参照図では詳細部がクリアにできず

読み取りにくかったと思います。

申し訳ございませんでした。

 

さて、内容の方は

今回も予報の読み方の練習ということでしたが、

絵で見るというビジュアルタイプですので、

METARやTAFと比べてると大分簡単だったのではないですか?

このチャートで使用されるシンボルを

覚えてしまえば問題ないですよね。

コツコツ頑張ってくださいね。

 

ということで、今回は以上となります。

今日も最後まで読んでくださいましてありがとうございます!

ではまた!

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