[Airspace:空域]
こんにちは!
パイロット免許への水先案内人・須永です!
前回は、Airspace の6つのクラスを
紹介させていただきました。
もう覚えてしまいましたか?
簡単に整理しておきましょう。
Airspace Class Memory Aid
A Altitude
B Big
C Crowded
D Dialogue
E Elsewhere
G Go for it
より分かりやすくするために
管制されている空域と
管制されていない空域というふうに
分けると下のようになりますよね。
↓
Airspace Class Memory Aid
Controlled
A Altitude
B Big
C Crowded
D Dialogue
E Elsewhere
———————————-
Uncontrolled
G Go for it
管制されていない空域はクラスGです。
航空図上では、ブルーの帯で
その境界線を表しています。
図内の右サイドにブルーの帯が見えますか?
良く見ると、その帯はクッキリとしている側と
ぼんやりとしている側があるのですが、
確認できますか?
このサンプルでいうと
ラインの右がクッキリとしていて
左がぼんやりとしてますよね。
この場合、ブルーラインのぼんやりとしている
左側が管制空域であることを意味していますよ。
つまり、クッキリとしている右側の外が(右)が
Uncontrolled Airspace ということです。
クラスGというのは、
航空管制がIFRの飛行機同士の衝突を
避けるために機体同士を分ける(離す)
サービスが提供されない空域ということで
クラスGとして区分けしているんですね。
もし、あなたがIFRのパイロットだとして、
クラスGの空域で雲の中を飛行することは
法律上は問題ありません。
でも、これってまるでロシアンルーレットのように
めちゃくちゃ危険だということが分かっていますか?
自分の飛行機以外の航空機が同じ雲の中に
いるかも知れないということさえも
分からない状態なんですよ。
なぜなら航空管制というのは
常に機体の追跡をしているのです。
それが行われていない場所ということですね。
ちょっと想像してみてください。
私たちVFRパイロットは
Uncontrolled Airspace 内で
雲にギリギリまで近づくことが
できるかも知れません。
ですが、不意に出合い頭のように
目の前の雲から飛び出てくるヤツが
いるかも知れないですし、
最悪な場合、衝突してしまうんです。
怖いですよね。
はい。管制されていない空域は
底辺のクラスGということですね。
そこから
E→D→C→B→A
とアルファベットが先頭に近づくにつれて
航空管制 ATC (Air Traffic Control) は
より複雑になっていくのです。
Aに近づくほどATCのサービスは
きめ細かくなっていくんですよ。
クラスAでは、全ての航空機は
それぞれの個体が常に
明確に識別されているのです。
しっかりと押さえておくべきことは
クラスGは管制されていない空域だということ。
クラスG以外の場所は
全て管制されているんだということですね。
はい。一歩一歩確実に押さえていって欲しいので
今回はここまで、練習問題をやってみましょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Q:Uncontrolled airspace is
A : class G airspace.
B : for flying VFR only.
C : primarily for instrument flight operations.
primarily:主に
for instrument flight operations:のために 計器飛行の運行
・
・
・
自力で答えを導き出してから
音声を聞いてください。
はい。どうでしたか?
めちゃくちゃ簡単でしたよね?
このようにベイビーステップで
着実に力をつけて
プライベートパイロットの筆記テスト
合格に必要な知識とテクニックを
身につけていきましょうね。
ということで今回は以上となります。
今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます!
ではまた!
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