V-speedsを整理しておきましょう!

[Aerodynamics:空気力学]

こんにちは!

パイロット免許への水先案内人・須永です!

6月のスタートですね。

あと一か月で今年の上半期も

終わるんですね。

いやー、本当に早いものです。

私がこのブログでお伝えしたいものは

まだまだ沢山ありますよ。

思うようにペースが上がらなくて

申し訳ないです。

ですが、このブログを通して

パイロットライセンス取得に

挑戦してみようと

あなたが思ってくれたら

大成功だと思っています。

そのために私の提供できることを

全部出し切りたいと思っていますので

共感してくれるあなたのために

頑張っていきますので

よろしくお願いします。

さて、前回・前々回に亘って

規制Vスピードについてお話を

させていただきました。

これらのスピードは

本当はもっと沢山あるんですよ。

ただ、プライベートパイロットの

学科テストに問われるものに

絞っていますので

今まで出てきたスピードを

しっかり押さえていただければ

大丈夫ですよ。

整理の意味も込めて

一覧表的に

まとめてみたいと思います。

V-speeds(規制Vスピード)

VAManeuvering speed (設計運動速度)

乱気流に遭遇した際、そこまで減速しなくては

ならない速度。

速度計内にはその値を示す表示はない。

コックピット内のプラカードを見るか

パイロット・ハンドブック又は

インフォメーション・マニュアルを

確認しておくこと。

VFEMaximum flap extended speed

フラップ下げ操作の最大速度。

ホワイト・アークの上限の速度。

これよりも速い速度での操作は

構造上のダメージを与えてしまう

恐れがあります。

VLE:Maximum landing gear extended speed

ランディング・ギア下げ操作の最大速度。

これよりも速い速度で、ランディング・ギアの

操作をした場合、ランディング・ギアの

構造上のダメージを与えてしまう

恐れがあります。

VNE:Never exceed speed(超過禁止速度)

いかなる場合にも超えてはいけない速度。

もしも超えてしまったら、構造上の

ダメージを与えてしまい、空中分解の

恐れがある。

もう一つの表現として、

スムーズな気流の条件下で運用できる最大速度。

速度計の赤いラインで示している。

VNO:Maximum structural cruising speed

構造上の巡行最大速度。

速度計内グリーン・アークの上限値。

VSO:Stall speed or minimum flight speed in landing configuration

失速速度または着陸態勢時の最小飛行速度。

ホワイト・アークの下限値。

Vx:Best angle of climb

最大上昇角を可能にする速度。

VY:Best rate of climb

きせ最大上昇率を可能にする速度。

ジェット機などの上級パイロットとなると

もっともっと沢山のV-スピードを

覚えなくてはなりませんが、

プライベートパイロットであれば

上記のV-スピードをしっかりと

押さえておけば筆記テストは

心配ありません。

頑張って覚えてしまいましょうね。

ということで、練習問題にトライしながら

身につけてしまいましょう!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Q1:(Refer to figure)

What is the full flap operating range

for the airplane ?

A  :  55  to  100 KTS.

B  :  60  to  208 KTS.

C  :  65  to  165 KTS.

(Refer to figure):図を参照してください

What is:何ですか

the full flap operating range:フルフラップ操作範囲

for the airplane:のため 飛行機

自力で答えを導き出してから

音声を聞いてください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Q2:(Refer to figure)

The maximum speed at which

the airplane can be operated in smooth air is

A  :  100 KTS.

B  :  165 KTS.

C  :  208 KTS.

(Refer to figure):図を参照してください

The maximum speed:最大速度

at which:以下の条件下で

the airplane:飛行機

can be operated:運行されることが可能

in smooth air:の中 スムーズな気流

is:です

自力で答えを導き出してから

音声を聞いてください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Q3:(Refer to figure)

What is the maximum structural cruising speed ?

A  :  100 KTS.

B  :  165 KTS.

C  :  208 KTS.

(Refer to figure):図を参照してください

What is:何ですか

the maximum structural cruising speed:構造上の巡行最大速度

自力で答えを導き出してから

音声を聞いてください。

はい。いかがでしたか?

V-speedsについて

かなり整理されてきたんじゃないですか?

いいですね。

その調子でいきましょう。

それとも数が多くて覚えきれませんか?

そんなときは、一覧をプリントアウトするとか

自分のノートに書き写すなりして

毎日目に触れるようにしてください。

小さな積み重ねが一番強いんですよ。

一緒に頑張っていきましょう!

ということで、

今回は以上となります。

今日も最後まで読んでいただいて

ありがとうございます!

ではまた!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする